Courage(勇気)

ミュージカル映画に『THE WIZARD OF OZ-オズの魔法使』があるのを知っていると思いますが、その中に「臆病なライオン」が登場します。

臆病なライオンの欲しいものは“勇気”。
なんで、そんなに勇気が必要なのか調べてみましら、英国のウインストン・チャーチル元首相の名言集の中にたくさん“勇気”について語る言葉がでてきました。ちょっと紹介しましょう。

◆金を失うことは小さな損失であり、名誉を失うことは大きな損失である。しかし、“勇気”を失うことは、すべてを失う。

◆“勇気”は、まさに人間に必要な第一の資質である。これが備われば、他の資質も自然に備わるからだ。

◆“勇気”がなければ、他のすべての資質は意味をなさない。

◆成功があがりでもなければ、失敗が終わりでもない。肝心なのは、続ける“勇気”である。

◆“勇気”とは、起立して声に出して話すことである。また、着席して相手の言葉に耳を傾けることである。

“勇気”は、百獣の王ライオンだけでなくひとりひとりに、ものすごく大事なものなのですね。勇気はどこかからやってくるものでもないし、わいてくるものでもないし。探しにいって落ちているものでもないし。ボクは、臆病ではないけど「勇気があるか?」と問われれば、「ある!」と勇気を出して言えない人間だし。

Courage(勇気)とは、フランス語がもとでCor(心)+age(名詞語尾)。もともとの意味は「感情が宿る心」だそうです。2500年前の昔は心が心臓に宿っていると考えられていて、『心のもと』になっている感情が「勇気」であると考えていたからだそうです。

心のもとになる感情かー。もともとそこにあるわけですから出そうとすればいいだけなんですね♪

写真は、発表会「オズの魔法使い」の中のライオンです。